市議会でのやりとり

8市議会でのやりとり

音声を聞く

市議会で何度もくり返された、「地域枠の廃止」という市会議員の要求に対してのやり取りを一部抜粋にてご紹介します。

2014年(平成26年)3月5日の市議会

三好議員
三好議員

土居の仕事を川之江から取りに行くのか、それは業者が判断すればいいことです。
行政はここしか三島しか入らさんぞというようなことを決める必要はないんです。

坂上総務部長
坂上総務部長

落札率についてエリアを取り払えとのご質問だろうと思いますけれども、そうしますと確かに競争性は高まると、このように思います。
けれども、かえって中小業者が淘汰されるという懸念もあり、今我々が設定しておる3地域ごとに設定する方がかえって業者の育成につながるものと考えております。

これは明らかな論点のすり替えですね。
中小業者を保護することはもちろん大切です。でもその事が、入札の競争阻害を正当化する理由になって良い筈がありません。2つはまったく別の問題です。それとこれとは別々に議論されなければなりません。
市側も「エリアを取り払えば確かに競争性は高まる」と認めていることも重要なポイントですね!!

2015年(平成27年)9月17日の市議会

三好議員
青木議員

入札状況はさきに紹介しましたように、川之江・新宮地区は一定の競争性があるが、三島・土居地区は総じて高止まりであり、地域間格差をなくするためにも地域枠を撤廃することが求められています。
ずばり川之江・新宮地域には競争性を求める業者がいるわけです。発注工事の全てでなくても、もっと競争性のある入札を実現するために、地域枠の見直しを求めるものであります。

坂上総務部長
篠原市長

「本来公共工事の入札は、優秀な施工業者であれば入札額が近似・似通ってくる、それは当たり前なんです。そして、その能力の中には積算能力ということも当然入ります。そして、積算能力の中には実勢の価格をいかに見きわめるか。それは民間の民事行為であっても、その工事会社、その調達する資材等の力関係もある。そういうことを算段して入札するわけですから、本来は入札価格というのはそんなにかけ離れとるということ自体がおかしい。

とんでもない!あきれた誤魔化し答弁ですね。ぜんぜん、地域枠の必要性の説明になっていないですね・・。もともと地域枠には正当な理由など無いのですから、説明したくてもできないのは当たり前ですね。
四国中央市の独自ルール「地域枠」で民間企業を統制しながら、場面により「民間の民事行為」 という言葉を使ってくるのもずるいですね。
市長は「(地域間で)価格がかけ離れている」と認め、それは「本来は」「おかしい」と言っている点に注目しましょう!
指摘された事実は認めざるを得ないが「地域枠を撤廃したくない」。そんな迷走する市長の支離滅裂な答弁です。

前の記事

3地区のJV比較